
食材の『食べ合わせ』によって栄養成分の効果の強さが変化したり、体にとって良い変化をもたらしてくれることについて簡単に紹介しました。
(まだ見ていないという方は>>コチラ<<を先にご覧になると分かりやすいかと思います。)
相乗効果については>コチラから<
相加効果については>コチラから<
ここでは、食べ合わせの効果の一つである『相殺効果』について紹介していきたいと思います。
相殺効果とは?
相殺効果とは、食べ合わせることによって食材どちらか、または両方の栄養成分の効果を失ってしまうことです。
相殺効果の例
それでは、相殺効果を表す食べ合わせはどのようなものがあるのでしょうか。
その1 【れんこん+アサリ】
この食べ合わせだと、れんこんに含まれている『タンニン』という成分がアサリに含まれている『鉄』の吸収を阻害してしまいます。
れんこんはきんぴらにして、アサリは味噌汁に…という組み合わせはよく見られますが、相殺効果となるので避けたほうが良いでしょう。
その2 【きゅうり+大根】
きゅうりにはアスコルビナーゼという酵素があります。
このアスコルビナーゼが、大根に含まれるビタミンCを壊してしまいます。
きゅうりと大根の浅漬けはよく食べられますが、これも相殺効果の組み合わせになるのでビタミンCを効率よく摂りたい!という方は、避けたほうが良いでしょう。
その3 【小松菜+大豆】
小松菜にはカルシウムが含まれています。
このカルシウムの吸収を、大豆に含まれるフィチン酸という成分が阻害してしまいます。
→他にもカルシウムの吸収を阻害してしまう組み合わせもあります。
それについてはコチラから。
まとめ
食べ合わせの相殺効果について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
吸収されやすくなる食べ合わせもあれば、相殺効果の食べ合わせのように吸収を妨げる食べ合わせもあり、
食べ合わせを知れば知るほど面白いですよね!
まだまだあるので、後ほど紹介していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!